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2008年4月17日 (木)

老人よ思いやりを!

「バスの高校生は、席を譲らないよ!」と聞いたことがある。

言われてみれば、隣の席に大きな荷物を置いて友達と話してい

る学生を何度か見ている。

しかし、先日、そのうちの一人であろう、席を譲ろうと立ち上がり

おばあちゃんに小声をかけた。

だが、おばあちゃんは座ろうとしない。

学生は、もう一度声をかけたが、おばあちゃんは、そのままだ。

学生は、「一度立ち上がった席だ、どうすればいいんだ。」

「何だか、みんなに体裁が悪い」

「あばあちゃん座ってくれよ!」

と言いたげに、うつむきかげんの姿勢で、「俺、どうする?」

という感じの目で友達を見た。

その後、きまりわるそうに、後方の我々の居る近くに移動して

きた。落ち着かない様子である。

結局、終点まで席は空いたままであった。

この学生と友達も、こんな思いをするのなら、もう全く席など

譲るものか!、と思っているに違いない。

おばあちゃんは「私が席を譲られるの!」「私は大丈夫!」

と言うかもしれない、わからぬことでもないが、学生の気持ち

を思いやり、「ありがとう!」と気持ちよく座ることだ。

すると、学生は晴れ晴れとすっきりした気分になるものである。

隣の席の人もおばあちゃん座ればいいのにと小声で言っていた。

逆に座りたいため、露骨な態度をとる老人を見かけたこともある。

素直に席を譲ってもらいたい人も多いはず、学生達に、二度

と譲らないぞ!と思わせたり、若者は、席を譲らないと言う前に、

老人である我々も反省が必要のようだ。 

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