加齢症
近頃特に、小便・眠り・耳に異変あり だ。
以前は、ちょっと小便に行きたい、と思っていても、いつの間
にか、「あゝ忘れていた!」 だったものが、近頃はそうはゆか
ない。
先日も「トイレに行きたいな、でもまだ、大丈夫だ」 と思いな
がら乗り込んだ電車、そのうち我慢ができなくなり、途中駅で
あわてて駆け込んだ。
でも、我慢に我慢を重ねた、その達成感は
「最高にいい気持ち!」。
老人は、喉の渇きの反応が鈍くなり、日射病や熱射病にかか
りやすいという。これと同様に、何かが衰え、何かが狂い、膀
胱が満タン近くなるまで、反応の鈍い体(歳?)になった!?。
「まずいぞ!こりゃー」
以前より、食後は無性に眠気が襲ってくる。
家の中、乗り物の中、何処ででも。
先日、バスの中でうつらうつら、首がガックン、額をいや!と
いうほど前の椅子にぶっつけた。
みっともないこと、この上なし。
「腹の皮が張れば、目の皮がたるむ」というが、これは前述
のトイレの場合と異なり、反応鋭く、胃の中に何かを入れる
と、すぐ眠れの指示が出るようだ。 「これ、衰え!」
また、テレビの映像で小鳥が口を動かしているのに声が聞
えない。 「おーい!声が出てないぞ!」 と女房殿に、
「なに言ってるの!、さえずり声が聞えてるよ!」 だと。
どうも高い音が聞えなくなってきた。
前から物忘れ、特に人の名前などはあったが、このような
私事異変を加齢症とでもいうのか。「歳はとりたくない!」
「治るぞ!暖かき季節になれば!」。

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